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脱毛の種類

針脱毛

毛穴にひとつ一つ丁寧に針を刺して電流を流すため、非常に高い脱毛効果が得られる方法です。
しかし施術が完了するまでにかなりの時間が必要なこと、痛みがとても強いことから、レーザー脱毛医療機の普及以降、医療機関ではほとんどがレーザー脱毛に移行しました。現在ではレーザー脱毛の機器・技術が発達していますので、激痛を長時間我慢してまで針脱毛を受けるメリットはあまりないと当院では考えます。
できるだけ完璧に近い脱毛を目指して針脱毛を受けるにしても、先にレーザー脱毛を受けて十分に減毛してからの方が良いのは明らかです。
近年ではエステが針脱毛の主流ですが、非常に高価な施術料金を要求されたりケア用品をセット販売されることが多く、また、エステ用脱毛機と言いながらも出力のとても高いモード(電気熱凝固法に近いモード)を備えている脱毛機を使用しているエステも少なくないことから(当然、ヤケドや色素沈着の治療もできませんので)、サロンとお客さんの間のトラブルが多発していることが問題となっています。
法律や国の指針では、一般に『永久脱毛』と呼ばれるような長期間持続する脱毛法は、人体にダメージを与えるリスクを伴うため医療機関にしか認められておりません。それでも多発するエステ脱毛のトラブルを軽減すべく、『医療機関との提携』の指導が出されましたが、そのことさえも「医療機関との提携サロンだから安心!」と広告に使われてしまっているのが現状です。

電気分解法(熱解離法)

現在の使われ方

一部の家庭用脱毛機
(但し、出力が弱過ぎてほとんど効果なし)
最初に開発された針脱毛(逆さ睫毛治療用 1875年)ですが、痛みやリスクの高さから現在ではほとんど使われません。

原理

毛穴に刺した針に直流電流を流すことで、周囲の組織液(主に汗)を電気分解して水酸化ナトリウム(NaOH)を生成します。強アルカリである水酸化ナトリウムはタンパク質を分解するので、毛の組織や毛包に作用し永久脱毛効果を得ます。

長所

技術があれば曲った毛包にも有効で、非常に効果は高い。

短所

通電時間が非常に長い(数分間)ので、とにかく痛い。
軽いヤケドや色素沈着のリスクも高い。

電気熱凝固法(高周波法)

現在の使われ方

医療機関における針脱毛

原理

毛穴に刺した針に交流電流(高周波)を流すことで生じる高熱により毛包を凝固し、永久脱毛効果を得ます。

長所

電気分解法と比べて通電時間がかなり短い(0.5秒以下)ため、痛みを感じる時間も短い。

短所

出力を上げないと効果が弱い。(これが医療機関でしか使われない理由)

ブレンド法

現在の使われ方

エステの針脱毛

原理

毛穴に刺した針から直流電流と交流電気の2種類の電流を流します。直流電流で生じる水酸化ナトリウムを交流電流で加熱することで水酸化ナトリウムの腐食性や浸透性を高め、毛包に作用し永久脱毛効果を得ます。

長所

電気分解法に比べれば通電時間が短い(10秒前後)

短所

電気分解法ほどではありませんが、やはり痛みが強い。

レーザー脱毛

レーザー光の「色素に対して選択的に吸収される」という特性を利用しています。簡潔に言えば、毛根と毛乳頭のメラニン色素(黒)だけに選択的に吸収されるレーザーが医療レーザー脱毛で使用されるレーザーです。レーザーが皮膚を透過し、毛根・毛乳頭だけに熱ダメージを与えることで、永久脱毛効果を得ます。
1996年に初めて登場したレーザー脱毛機はルビーレーザーであり、皮膚メラニンの少ない白人にしか使えないものでしたが、その後、黄色人種でも大丈夫なアレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザーの登場で日本にもレーザー脱毛が普及しました。
詳しくはこちら<医療レーザー脱毛の仕組み

ルビーレーザー
最初に登場したレーザー脱毛機。表皮メラニンに対する反応が強いため、白人向けと言えるでしょう。
アレキサンドライトレーザー
もとはスキンケア機種として開発されるも、波長などが脱毛に向いていたために脱毛にも利用されるようになりました。深達度が高く、日本人にも利用可能です。
ダイオードレーザー
現在の主流機種。最も日本人の肌質・毛質にも適していると言われています。
YAGレーザー(ヤグレーザー)
脱毛用としてはまだあまり普及していません。最初の頃の機種は脱毛効果がイマイチでしたが、最近、アレキサンドライトやダイオードと同等の効果が得られる機種も登場しています。

【光脱毛】(フラッシュランプ脱毛,IPL脱毛,プラズマ脱毛)

光脱毛機は主にエステ用脱毛機として広がり、そのため、他社との違いを出したいメーカー・店舗が異なる呼称を使っていますが、上記の三種類の光脱毛は基本的に同じものです。
原理は、さまざまな波長の光から、フィルターを通すことで脱毛効果が有る波長の光の実を抽出し照射することで、毛根・毛包に作用させます。
この光は、脱毛に用いられるレーザーよりピンポイントに毛根に届くとも言われています。しかしながら、エステ用脱毛機の出力では、毛根・毛包の機能を完全に破壊するには至らず、永久脱毛効果は得られません。
但し、現在では医療用光脱毛機も登場しています。これらは、出力も十分高く、さまざまな設定(波長帯やパルス幅)が非常に脱毛に適しており、レーザー脱毛と同等の永久脱毛効果を得ることが可能です。

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